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CBAS プロジェクトマネージャー級(PM級)

DXの流行とともに、あらゆる企業でデジタル技術、そしてデータ活用が始まっています。しかし、いざ全社的にデータ活用に取り組む際に、問題が生じます。それは、データサイエンティストやエンジニアといった専門人材と、デジタルを専門としないビジネス職種の間に、共通言語がないことです。そのため、ビジネス課題が、データ分析の課題へと翻訳されず、ビジネス価値を生み出すことに苦戦する企業が少なくありません。

そこで重要なのが、ビジネストランスレーターという役割です。

ビジネストランスレーターとは、ビジネスパーソンとしての業務知識を有しており、かつ広範囲にわたりデータサイエンスの知識を有している人材です。データサイエンスで「何ができるのか、何が難しいのか」を理解しているので、ビジネス課題を適切に、データ分析課題へと翻訳することができ、プロジェクトを進行させることができます。

CBASプロジェクトマネージャー級(PM級)は、データサイエンティストやエンジニアと対話し、ビジネス価値を出していくために必要なビジネスパーソン「ビジネストランスレーター」のための資格試験です。

CBASの特徴

01

専門家のための試験ではなく、
ビジネスパーソンのための試験

CBAS PM級は、数理やプログラミングの細かなテクニックは問いません。ビジネスパーソンが、実務の中でデータサイエンティストやエンジニアといった専門人材と議論したり、データに関連する意思決定を行う際に直面するデータサイエンス知識を問う試験です。

02

実際のデータ分析プロジェクトの
流れに沿って出題

データサイエンスプロジェクトは課題設定から始まり、データ収集、分析、活用と大きく分かれます。その過程で求められるのは、統計学や機械学習アルゴリズムの知識にとどまりません。KPI、法令、グラフや分析結果の読み解きなど幅広く求められます。CBAS PM級では、これら幅広い知識を測定します。

03

企業でデータ分析に携わる
実務家らによる
シラバス作成と問題監修

データサイエンスのプロジェクトは決してデータサイエンティストだけで完結しません。意思決定に際して、分析結果を多くのビジネスパーソンに理解してもらう必要があります。実際にデータ分析の実務を行うデータサイエンティスト11名の経験を結集して、シラバスの作成と問題監修を行いました。

対象者と合格者に求められる
役割・水準

受験者像

ビジネスに関する基礎的な知識や分析的思考をもち、データ分析に携わる業務に就くか、
担当業務を遂行するに際してデータ分析を活用していこうとする者。

証明

データ分析プロジェクトでデータサイエンティストやエンジニアとコミュニケーションするうえでの基礎知識を有していることを証明。

合格者の業務と
期待役割

データ分析プロジェクトにおいてビジネス側の担当者としてプロジェクトへの貢献が期待される。 また、経験者の支援があれば、ビジネス側とデータサイエンティスト・データエンジニア側との「橋渡し」を行う人材(ビジネストランスレーター)としてプロジェクトへの貢献も期待される。

合格者に期待される
技術水準

・データ分析プロジェクトの進め方を理解し、円滑な進行に貢献できる。
・必要に応じてデータベースからデータを抽出・加工・集計できる。
・統計手法、機械学習アルゴリズムの知識をもとにビジネスでの活用を議論できる。
・主張するメッセージに合わせたデータ可視化手法を選択でき、グラフからビジネス上の示唆を出すことができる。

問題検討委員メンバー

シラバス

シラバス

(1)ビジネス課題の明確化
知識として問うのが難しいため本試験では問わない

(2)分析プロジェクトの立ち上げ
・業務目的に応じて適切なKPIツリーを作成することができる
・データの取扱いに関する利用規約、法令やガイドラインを理解している

(3)データ準備
・分析に必要な前処理を理解している
・SQLの基礎的なスキルを獲得している
・基本的なデータ可視化手法を理解している
・基礎集計を通じてデータの全体像や質を確認することができる

(4)施策提案、モデリング、評価等
・業務目的に応じて適切なコーディング(R/Python)ができているかをおおよそ確認できる
・基本的な統計手法を理解している
・主要な機械学習の概要と使い分けを理解している
・予測モデルの評価観点とモデル改善のための対応手法を理解している
・施策の評価と効果検証ができる

(5)レポーディング、業務への組み込み
知識として問うのが難しいため本試験では問わない

受験形式

【問題数】 
60問(多肢選択式)
【時間】
90分
【合格ライン】
97点満点で64点以上
【受験料金】

11,000円(税込)

お申込み

申込みに際しての注意事項

・IBT方式/CBT方式のいずれかの合格のみでデータ分析実務スキル検定の資格が認定されます。
・IBT方式とCBT方式の両方をご受験いただくことも可能です。
・申込み後の受験方式の変更は認められません。申込みの際は希望する受験方式をお間違えのないようご注意ください。
・申込み後の返金はいたしかねます。ご了承いただきますようお願いします。
・同じ方式の試験を続けて受験する場合、前回の試験日から2週間(14日間)の間隔を空けていただく必要がございます。

第3回 全国統一試験(オンラインにてIBT方式)

・受験者ご自身のパソコン・インターネット環境を利用し、受験いただく試験方式です。
・受験日時は所定の試験期間・開始時間から選んでお申込みいただきます。
・下記の受験環境をご用意いただく必要があります。
 ・インターネットに接続されたコンピュータ(PC)
  ・OS:Windows10及びWindows11最新版、MacOS最新版
  ・ブラウザ:GoogleChrome最新版、Microsoft Edge最新版
  ・ネットワーク環境:上り下りともに2Mbps以上の回線速度
  ・インカメラないしは外付けのカメラ(室内を映せる環境が必要です)
  ・タブレットやスマートフォンでは受験いただけません
 ・第三者がいない静かな受験スペース

通年開催(テストセンターにてCBT方式)

・最寄りのテストセンターにお越しの上、会場備え付けのPCで受験いただく方式です。
・各会場ごとに設けられた受験日時の中から選んでお申込みいただきます。

対策講座・関連図書

gaccoセレクト有料講座

「データ活用・分析スキル育成プログラム」

データを活用する上での思考プロセス、データ分析に必要なプログラミング言語、データベースに関する基礎知識を体系的に学びたい方におすすめ

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関連図書

「データ分析実務スキル検定公式テキスト|プロジェクトマネージャー級」

「データ分析実務スキル検定(CBAS)プロジェクトマネージャー級(PM級)」唯一の公式テキスト。

試験範囲をすべてカバー。模擬試験1回分を収録。プロジェクトマネジメント、統計・機械学習の考え方、さらにはExcel・SQL・Python・Rの基本技術を解説。CBAS PM級は「データ分析を実務に活用するための最低限の知識と技能」を測る検定。試験問題は実際に想定できるケースに基づいており、実践力を判定できます。

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Udemy

「演習形式で学ぶ – データ分析実務スキル検定CBAS合格への道」

データ分析実務スキル検定(CBAS)の試験対策を行いたい方におすすめ

【学習内容】
演習形式で試験で問われるポイントを押さえながら、総合的な対策を行うことができます。
  • ・データ分析実務スキル検定の攻略方法と出題範囲の総復習
  • ・試験範囲に含まれる統計学や機械学習の知識
  • ・試験範囲に含まれるPython 、R、SQL言語の知識
【受講における必要条件】
  • ・機械学習や統計学の基礎(仮説検定、回帰分析、決定木、ランダムフォレストなど)を理解している
  • ・Python、R、SQLの基礎的な内容を理解している
【料金】
24,000円(税込)
【受講可能期間】
制限なし
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